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新型コロナ関連について COLUMN

2023.01.24

新型コロナ関連

ナノリサーチ京都での直近の感染対策研究内容

1.中立な立場で感染防止効果の高いマスクの評価

 新型コロナ感染パンデミックが起きてから3年が経過した。
 第8波に入ったころから感染予防に関する規制が緩和されたが、感染拡大は広がり、病院
はなお大変多忙な様子である。
 予防の基本はマスク着用にあるが、依然としてマスクは「不織布」が推奨されているだけ
で不織布の仕様・性能については推奨がない。(安心して選択、購入、使用できるマスク
の普及を目指してJIST9001は医療用及び一般用のJIST9002は感染対策医療用マスクの性
能要件及び試験方法が制定されているが)
 不織布も多種多様で、性能及び価格に大きな差がある。
 弊社では、特に高齢者や持病がある人のためにも、多くの不織布を中立な立場で評価して
いき、本当に感染防止効果の高いマスクを選定していく。

 

2.呼気クリーナーの開発
 政府は20日、新型コロナウイルス対策の柱であるマスクの着用ルールを緩和する方針を
明らかにした。歓迎する声もある一方、重症化リスクのある人たちからは不安の声も上が
っている。新しい変異ウイルスにより感染力は高まってくると想定される状況で、着用ル
ール緩和で国民の予防意識も薄れてしまい、このままではと危機感が募る。
 弊社では、マスクを外す場面での感染対策として、昨年より呼気クリーナーを開発してい
る。
これは、室内で人の口元に置いておき、感染者が吐く息を直接吸引して、綺麗な空気だけ
を室内に排出するというものである。マスクを外す最初の試みとして、室内感染抑制とし
て、役立てたいと思っている。

 

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